バス停待合室に手作りベンチ 北上・支援学校の生徒ら設置

手作りベンチなどの設置を終え、喜ぶ生徒ら

 北上市の事業所や花巻清風支援学校北上みなみ分教室中学部などは、同市相去町のバス停の待合所を修理した。地域住民に喜んでもらおうと、手作りのベンチも備えた。

 岩手県交通北上翔南高・成沢線の停留所「南中学校前」で20日、関係者9人は中学部の2、3年生4人が手作りしたベンチ2台とプランターのカバー4個、台2個を待合所に設置した。

 4人は佐藤木材工業北上工場(相去町)が寄付した木材で2月から製作し、7月上旬に完成させた。6月には北日本システム住宅(鬼柳町)がトタン張り替えなどを行い、生徒は塗装を手伝った。

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