精巧なフィギュア製作で世界的に評価される、「海洋堂」の特別展が22日から愛媛県美術館で始まるのを前に、開展式が行われました。
午後3時からの式では、海洋堂の宮脇修一専務が「作家の魂がこもった作品を見てもらえたら」とあいさつした後、関係者らがテープにはさみを入れました。
今回の特別展には、大阪で1964年に創業し、現代フィギュアの礎を築いた「海洋堂」を代表する造形作家5人の作品2000点あまりが展示されています。
恐竜や動物をかたどったフィギュアなどは、お菓子のおまけ「食玩」です。
2000年代初頭、海洋堂による精巧な食玩がブームに火を付けました。
このほかにも、アニメやマンガの美少女フィギュアのほか、懐かしの特撮ヒーローなどこだわりの作品が並ぶ「海洋堂展」は、7月22日から9月18日まで県美術館で開かれます。
なお作品は全て写真撮影が可能です。