2年連続で来日するフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)。
7月25日にアル・ナスル、同28日にセレッソ大阪、そして8月1日にインテルとそれぞれ対戦する。
そこで、来日を前にPSGの「知っておくべき5つユニフォーム」を胸スポンサー別にご紹介しよう。
OPEL
パリ・サンジェルマン 1995-96 Nike ホーム ユニフォーム
選手:ユーリ・ジョルカエフ
ネイビー系を使う現在とは違い、まだ明るめのブルーを基調とした時代のユニフォーム。90年代のPSGユニといえば胸ロゴは「OPEL」だった。
PSGとドイツの自動車会社のパートナーシップ元年となったシーズンはUEFAカップウィナーズカップ(CWC)を優勝し、クラブに初の国際タイトルをもたらした。なお、現時点で獲得したUEFAの主要タイトルはこのCWCのみとなっている。
THOMSON
パリ・サンジェルマン 2003-04 Nike ホーム ユニフォーム
選手:ペドロ・パウレタ
2001-02シーズンを最後に「OPEL」との契約が終了し、クラブは新たにフランスの家電メーカー「THOMSON」をパートナーに迎える。
98-99シーズンのトロフェ・デ・シャンピオン(フランス版スーパーカップ)を最後にタイトルから見放されていたが、このシーズンに加入したパウレタの活躍もありクープ・ドゥ・フランスを優勝。カップ戦ではあったが久々にタイトルを獲得したシーズンとなった。
Fly Emirates
パリ・サンジェルマン 2012-13 Nike ホーム ユニフォーム
選手:ズラタン・イブラヒモヴィッチ
2000年代~2010年代のユニフォームの象徴的な胸ロゴ「Fly Emirates」(エミレーツ航空)。契約は2006年にスタートし、2019年に終了するまで長期パートナーシップを築いた。
「Fly Emirates」時代には数多くのタイトルを獲得したが、最も印象深いのは93-94シーズン以来のリーグ優勝だろう。このシーズンに加入しリーグ30得点を叩き出したイブラヒモヴィチは、その優勝の立役者であった。
ALL
パリ・サンジェルマン 2019-20 Nike ホーム ユニフォーム
選手:キリアン・エムバペ
「Fly Emirates」とのパートナーシップが終了し、2019-20シーズンからはフランスのホテルチェーン「アコーホテルズ」と契約。ロゴの「ALL」とは“Accor Live Limitless”の略で、同社が提供するグレードの高いサービス名だ。
この胸ロゴを付けた最初のシーズンでPSGはリーグ・アン、2つのカップ戦、そしてスーパーカップを優勝。さらにUEFAチャンピオンズリーグは過去最高となる準優勝。ゴールを量産するエムバペの姿も重なるロゴマークである。
QATAR AIRWAYS
パリ・サンジェルマン 2022-23 Nike ホーム ユニフォーム
選手:ネイマール
PSGと「QATAR AIRWAYS」の契約は2022-23シーズンから。やっと2シーズン目となる23-24ユニフォームの着用が始まろうとしているところで、まだ1シーズンが終わったばかりである。
その22-23シーズンは伏兵RCランスとのリーグタイトル争いというまさかの展開となったが、終わってみれば2連覇を達成した。
23-24シーズンは「QATAR AIRWAYS」ロゴのユニでどのような活躍を見せてくれるのか、今から楽しみである。
レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!