ベスト4を懸けた一戦 2年越しのリベンジ誓う就実の主将 岡山 夏の高校野球【甲子園へのキセキ】

21日、夏の高校野球・岡山大会は準々決勝。就実はおかやま山陽と対戦しました。

2021年夏の岡山大会。就実は準決勝でおかやま山陽に無念のコールド負けを喫しました。あれから2年。当時1年生でスタメンだった冠野は、チームをまとめるキャプテンに成長しました。

(就実/冠野稜太 主将[3年])
「Aシードにおかやま山陽が来て、野球の神様は見ているんだと思って。自分たちも山陽に勝つというモチベーションがあるから、きつい練習もできたのでとてもうれしく思っています」

リベンジを誓った一戦は序盤からシード校・山陽が得点を重ねます。

就実は4点を追う2回、6番・頓宮がレフトスタンドへ反撃の一発を放ちます。
さらに3回の守備では、山陽のスクイズを阻止!その後のピンチもショートを守る冠野の軽快な守備で無失点で切り抜けます。

しかし、4回・6回にはシード校・山陽に追加点を許し、リードを広げられてしまいます。

それでも、就実は7回、頓宮がこの日2本目となるホームランで1点を返すと、9回にはランナー1塁から1番・田淵がライトスタンドへの2ランホームラン。2点差まで追い上げます。
しかし反撃もここまで。2年前大敗した相手に最後まで食らいつきましたが、ベスト4進出はなりませんでした。
【おかやま山陽 6-4 就実】

(就実/冠野稜太 主将[3年])
「やっぱり勝ちたくて、最後までやったんですけどやっぱり勝てなくて悔しいです。来年は絶対に山陽に勝って甲子園に行ってもらいたいです」

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