中国決済アプリ、海外クレカ対応 微信ペイ、訪問者の利便性向上

微信のアプリのアイコン(右)とクレジットカード(共同)

 【北京共同】中国IT大手の騰訊控股(テンセント)は21日までに、中国を訪問する旅行者が海外のクレジットカードを利用して、同社が運営する電子決済アプリ「微信(ウィーチャット)ペイ」を利用できるようになったと発表した。既にサービスを開始しており、中国に銀行口座を持たない海外旅行者や出張ビジネスマンの決済の利便性が大幅に向上する。

 テンセントは2019年に鉄道チケット購入など一部サービスで海外クレジットカードへの対応を開始していたが、飲食など日常的なサービスにも拡大。同社は「地元住民と同じように決済できるようになる」とした。

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