生粋の猟犬だった保護犬が野生を失っていく姿に感動 その過程に「変化に涙が出た」「幸せそうで嬉しい」称賛の声

YouTubeチャンネル『元猟犬りゅうちゃんねる』に登場するのは、その名の通り、元猪の猟犬として飼われていたというりゅうちゃん。

猟犬として生活していたりゅうちゃんが、家庭犬になっていくその過程とお姿をご覧ください。

飼い主さんの祖父の元で、猪の猟犬として暮らしていたというりゅうちゃんが現在のお家へやってきたのは、2019年3月のこと。

それまで屋外に設置された犬小屋で暮らしていたため、お迎え後もしばらくは小屋で過ごしていたのだそう。

お迎え直後はなかなか意思の疎通ができず、さすが猟犬といった機敏な動きを見せていたりゅうちゃん。

それからしばらくすると、小屋に入ることを嫌がるようになり、玄関先へソフトクレートを設置することに。

ブラッシングをしたり、たくさん話しかけたり…ただのんびり過ごしたり。そんな家庭犬としての暮らしに慣れてきたことで、飼い主さんと離れる時間が心細くなったのかもしれませんね。

お迎え当時はできなかった『おすわり』や『ふせ』もできるように。玄関とはいえ、犬生初めての室内での暮らしにも慣れ始めた頃、りゅうちゃんに少しずつ変化が…。

そう、室内へ侵入してきては飼い主さんのそばに居たいとアピールするようになったのです。

まだ室内での暮らしに必要な準備が整っていなかったこともあり、飼い主さんが玄関先へ戻るように声を掛けると…渋々戻ってはいくものの、この表情。

りゅうちゃんが、家庭犬として生きていく準備が整った合図だったのかもしれません。

りゅうちゃんの変化に合わせて、少しずつ生活スペースをお家の中へ。すると、みるみるうちに甘えん坊さんになり、家庭犬らしく無防備な姿を見せ始めるように…♡

飼い主さん曰く、この辺りから『妙な動き』が増えたのだとか(笑)。

つまるところ、それまでは猟犬として野性味のある仕草や行動が目立っていたのに、徐々に無防備で少し鈍臭い動きも見せ始めてくれたということですね♡

そして一緒にお布団で眠る日常を迎える頃には…見事なヘソ天まで披露(笑)。

りゅうちゃんは、日本国内で珍しいものの、海外では現在も猟犬として人気が高いプロット・ハウンドと和犬(甲斐犬)とのミックスと考えられているそう。

プロット・ハウンドはツリーイング・ドッグとして長い歴史を持つ犬種でもあり、つまりりゅうちゃんには生粋の猟犬の血が流れていたはず。

一般的にお家で暮らすわんこの多くが見せる仕草や行動ではあっても、りゅうちゃんにとってはこれまで経験したことがなかったことだったかもしれません。

猟銃の音は平気だったはずのに、雷を怖がって飼い主さんの後ろに隠れてみたり。こたつの快適さを覚えたり…。

ちょっぴり、ぽっちゃりとしたお腹周りも相まってそのお姿は甘えん坊な子犬そのもの♡

この投稿には「愛情が溢れ出してくる過程に涙が出た」「家庭犬になり、家族になっていく姿に感動した」「とても優しく賢い子ですね」などの称賛コメントが寄せられています。

現在では家族も増え、長男としての器、優しさ、深い愛情を兼ね揃えた紳士な一面も見せてくれています♡もちろん、飼い主さんに甘える子犬のような甘えん坊なところも。

ぜひ、りゅうちゃんの暮らしぶりをYouTubeでチェックしてくださいね!

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