北大「半導体拠点本部」設置へ 人材育成や研究の一元窓口 ラピダス支援体制整備急ぐ

 北大は21日、次世代半導体の製造を目指すラピダス(東京)の千歳進出を受けて、半導体人材の育成や次世代半導体の研究などを一元的に検討・統括する「(仮称)半導体拠点形成本部」を10月に設置することを明らかにした。道内の大学・高専との連携を図り、多様な半導体人材の育成を目指す。ラピダスは半導体工場を9月に着工し、2027年初めの量産化までプロジクトを急ピッチで進める意向で、北大はラピダスを支援する体制の整備を急ぐ。

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