FKの名手、元フランス代表MFパイエが9シーズン過ごしたマルセイユを退団…通算326試合に出場し78ゴール95アシスト

[写真:Getty Images]

マルセイユは21日、元フランス代表MFディミトリ・パイエ(36)の退団を発表した。

パイエはル・アブールやナントの下部組織に所属し、2005年7月にナントのファーストチームに昇格する。

その後、2007年7月にサンチェチェンヌへの移籍すると、2011年7月にはリールへ完全移籍。2013年7月にマルセイユに加入した。

2015年7月にウェストハムへと完全移籍するも、2017年1月に復帰。その後はマルセイユでプレーを続けた。

セットプレーでの正確なキックと創造性に溢れたプレーを見せるパイエは、背番号10を背負いチームの中心選手としてプレー。マルセイユでは公式戦326試合に出場し78ゴール95アシストを記録。試合出場数はクラブ史上7番目の多さとなった。

キャリアを通じて、リーグ・アンでは492試合に出場し103ゴール130アシストを記録。クラブにとっては欠かせない選手となっていたが、合計9シーズン過ごした中で、チームから去ることとなった。

また、今年5月のRCランス戦では、ベンチサイドでの小競り合いの中で相手のアシスタントコーチであるヤニック・カユザック氏の顔面に平手打ち。これにより、リーグから5試合の出場停止処分が課されており、処分が下る前のアンジェ戦がマルセイユでの最後のプレーとなった。

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