バイエルンCEO、ミュラーとノイアーのアジア遠征不参加を明言

写真:ドレーセンCEOによって来日メンバーから外れることが明らかにされたミュラー ©Getty Images

バイエルンのヤン・クリスティアン・ドレーセンCEOが、ドイツ代表MFトーマス・ミュラーが今夏のアジア遠征には参加しないことを明言したようだ。ドイツ『スカイ』電子版が報じている。

ミュラーはチームのプレシーズントレーニングに参加していたが、股関節の痛みを訴えて7月17日にトレーニングから離脱していた。ドレーセンCEOはミュラーについて「彼は股関節に問題を抱えている。そのため、7月24日から8月3日までのハードな遠征をスキップすることになった」と語った。

ドリーセンCEOはミュラーの重要性について「アジア遠征においては、商業的な観点からも彼の地位は我々にとって大きなものだったはず」としつつ、「我々はコンディションが万全なトーマスを望んでいる」と語り、プレーヤーとしての価値を優先させる意向を示した。

また、ドリーセンCEOは、休暇中のスキーで転倒して足を骨折し、復帰に向けたリハビリを続けているドイツ代表GKマヌエル・ノイアーについても、「ノイアーは復帰に向けた準備に専念するためにアジア遠征を欠場する」と語り、今回のアジア遠征には参加しないことを明かしている。

バイエルンは今回のアジアツアーで日本とシンガポールを訪問する。7月26日(水)には東京の国立競技場でマンチェスター・シティと対戦し、29日(土)には同じく国立競技場で川崎フロンターレと相まみえる。

その後シンガポールに渡り、8月2日(水)にリヴァプールと対戦する予定となっている。

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