マルセイユがオーバメヤンの獲得でチェルシーと合意

写真:マルセイユに加入するオーバメヤン©Getty Images

マルセイユは元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンを獲得することについてチェルシーと合意した。21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

かねてよりクラブ間での交渉が報じられていたオーバメヤンの移籍が遂に合意に達した。同メディアによるとオーバメヤンはマルセイユと3年契約を結ぶものと見られており、34歳という年齢を考慮すると異例の長期契約になるようだ。

オーバメヤンはキャリア初期に生まれ故郷フランスのクラブを渡り歩いた後、2013年にドルトムント、2018年にはアーセナルといった強豪へ移籍し活躍。ブンデスリーガとプレミアリーグで得点王にも輝いた。2022年冬にバルセロナへ3年半契約で加入したものの、わずか半年の在籍でチェルシーへ移籍した。チェルシーではケガや不調、クラブ事情にも悩まされ満足な出場機会を得られず、在籍1年での退団が決定していた。

マルセイユは今シーズン、新監督にマルセリーノ・ガルシア・トラル氏を招聘。すでにアトレティコ・マドリードから中央アフリカ代表MFジョフレイ・コンドグビア、ブラジル代表DFレナン・ロディら2選手の獲得が決定している。新戦力の補強が進む中、オーバメヤンの移籍が問題なく完了すれば、今夏の補強第3号として経験豊富なベテランストライカーを迎え入れることとなる。

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