大船渡市の住民団体「黄金の海・ケセンプロジェクト」(新沼英明会長)とNPO法人おはなしころりん(江刺由紀子理事長)は31日まで、同市大船渡町のおおふなぽーとで、姉妹都市のスペイン・パロス市との交流事業を振り返る企画展を開いている。帆船の寄港をきっかけに、30年以上続く縁を市民レベルで支えるため、昨年に続き開催。来年以降も続けていく。
両市は、コロンブスが乗船した帆船「サンタ・マリア号」(復元)が大船渡港に寄港した縁で1992年8月12日に姉妹都市を締結した。
帆船入港の資料や、寄港を祝い92年に大船渡市民が埋めたタイムカプセルに入っていたものなど約150点を展示。91年にバルセロナ港で行われた出港式の写真なども飾られている。
午前9時~午後5時半(最終日は同3時まで)。25日の展示は休み。入場無料。