早見あかりが「転職の魔王様」第2話にゲストで登場。「一瞬の勇気で自分を取り巻く環境が変わると思います」

早見あかりが、フジテレビ系連続ドラマ「転職の魔王様」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)の7月24日放送・第2話に出演。転職希望者・宇佐美由夏を演じる。

成田凌が主演を務める「転職の魔王様」は、額賀澪氏の小説「転職の魔王様」「転職の魔王様2.0」(PHP研究所)が原作。成田が“転職の魔王様”と呼ばれ、相談者の仕事や生き方への悩みを辛辣(しんらつ)な言葉で一刀両断していく、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐を演じる“転職”爽快エンターテインメントだ。また、小芝風花が、来栖が勤める転職エージェント「シェパードキャリア」の社長・落合洋子(石田ゆり子)のめいっ子・未谷千晴に扮(ふん)する。

第1話では、大手広告代理店を辞めて転職活動をする千晴が、来栖の面談を受けて厳しい言葉浴びて心が折れてしまい、転職活動を一度休むことに。そして、第2話では、「シェパードキャリア」でキャリアドバイザーの見習いとして働くことになった千晴が、指導係である来栖と共に、転職希望者である由夏の面談に挑む。

千晴が初めて面談する由夏は、就職氷河期世代で正社員に就けず、10年間派遣社員として働いてきた32歳。1年半付き合っているフリーデザイナーの恋人・渋井克行(味方良介)との結婚を考えているが、なかなかプロポーズされず、将来に不安を感じていた。そんな時、同じ派遣社員の同僚が転職活動をしていることを知り、焦りを感じて「シェパードキャリア」を訪れる。しかし、来栖に「周りが転職するから、焦って自分もですか?」と痛いところを突かれ、そのうえ、恋人には「派遣社員と結婚するのは妥協」と屈辱的な一言を浴びせられ、あっけなく振られてしまう。

仕事や結婚に悩み、これからの人生に漠然とした不安を抱えながらも、“人並みの幸せ”を求めて自分の本音と向き合う30代女性のリアルを演じた早見は、台本を読んでの印象を「冷たく見えて、実はその人の未来のことを深く考えている魔王様。突拍子もなく突っ走ってしまうところもあるけれど、だからこそ人に寄り添える未谷さん。2人はナイスコンビだなぁと感じました」と語る。

そして、「成田さんは以前、自分が主演していたドラマに出ていただいたことがあります。見た目はシュッとしてイケメンなのに相変わらずかわいらしい人だなぁと、あらためて思いました」と述べ、小芝については「彼女がそこにいるだけでパッと明るくなるようなすてきな雰囲気を持たれている方でした。撮影初日に『一生食べ続けられる食べ物ってありますか? 私はポテトフライです!』と屈託のない笑顔で言われたことが印象に残っています」と笑顔で明かした。

自身の役に関しては、「由夏は答えを出せずに悩んで守りに入ってしまいますが、自分にはそのグレーゾーンというものがないので演じていて難しかったです」と振り返りながら、「悩んで前に進むことのできない由夏、すてきな未来のためにチャレンジすることを決めた由夏。彼女に共感できる部分がたくさんあると思います。個人的には“あるシーン”で、私の得意技がさく裂してるので、そこを楽しみにしていてほしいです(笑)。見ていただいたら意味が分かると思います」と見どころをアピールした。

加えて、これから転職を考えている人へのアドバイスとして「軽く聞こえるかもしれませんが…」と前置きをしつつ、「自分を信じて進んでいけば楽しい未来が待っているはず! 違和感のある環境でつらい思いをしながら耐え続けるより、新たな世界に飛び込む、その一瞬の勇気で自分を取り巻く環境が変わると思います」とエールを送った。

女性の人生設計で悩み事は尽きない。結婚するのか、しないのか。仕事を続けるのか、続けないのか――。アラサーという、何かとタイムリミットを感じる年齢で、不安と焦りばかりがどんどん大きくなり、思わず誰かにすがりたくなる。そんな現役世代が直面するリアルな悩みに、来栖はどんな言葉をかけるのか? 千晴が加入した、新生「シェパードキャリア」がいよいよ始動。来栖と千晴がタッグを組んで、転職希望者にどんな提案するのか? 2人の活躍にも注目だ。

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