大谷、5失点で8勝目 藤浪は移籍後初登板で1失点

パイレーツ戦の2回を投げ終えベンチへ戻る際、日差しを遮るエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)

 【アナハイム共同】米大リーグは21日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのパイレーツ戦に「2番・投手兼指名打者」で先発して6回1/3を投げ、自己ワーストの4本塁打を浴びて5失点ながら8勝目(5敗)を挙げた。打者では1打数無安打、3四球。チームは8―5で勝ち、4連勝を飾った。

 オリオールズの藤浪はレイズ戦の七回に移籍後初登板し、先頭打者に本塁打を打たれて1回1失点だった。試合は0―3で敗れた。マリナーズ戦に先発したブルージェイズの菊池は5回1/3を5安打無失点と好投したが、勝敗は付かず7勝3敗のまま。試合は2―3でサヨナラ負け。

 4―3で勝ったカージナルス戦に「5番・右翼」で出場したカブスの鈴木は4打数無安打だった。メッツの千賀が先発し、吉田のレッドソックスと対戦した試合は、メッツが4―3でリードした四回途中に降雨サスペンデッドとなり、22日に再開。

レイズ戦の7回、移籍後初登板し、先頭打者にソロ本塁打を打たれたオリオールズ・藤浪=セントピーターズバーグ(AP=共同)
1回、レッドソックス・吉田(右)と対戦するメッツ・千賀=ボストン(共同)
カージナルス戦の2回、ボールをさばくカブス・鈴木=シカゴ(ゲッティ=共同)

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