ブラジルに日本語マック開店 「文化に敬意」東洋人街に

ブラジル・サンパウロの東洋人街リベルダージ地区に開業したマクドナルドの店内=7日(アルコス・ドラドス提供、共同)

 【サンパウロ共同】海外最大の日系社会があるブラジル・サンパウロの東洋人街リベルダージ地区に日本語の店名を冠したファストフード大手マクドナルドの店舗がこのほど開業した。中南米・カリブ海諸国で店舗を運営する「アルコス・ドラドス」社は「日本文化への敬意と、地域との真のつながり」が狙いだと説明した。

 「マクドナルド」と片仮名で縦に大きく店名が書かれ「M」マークのつり看板には小さなちょうちんがともる。店内には鳥居のイラストと共に、マクドナルドの宣伝文句「i’m lovin’ it」を日本語に訳し「これは大好きです」と書かれている。店の奥には桜の木を植えた日本庭園がある。7日に開業した。

ブラジル・サンパウロの東洋人街リベルダージ地区に開業したマクドナルドの店舗=7日(アルコス・ドラドス提供、共同)

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