ダビド・シルバが引退か? 左ヒザACL損傷で復帰困難か…現地では引退決断とも報道

[写真:Getty Images]

レアル・ソシエダの元スペイン代表MFダビド・シルバ(37)に引退する可能性が出ているという。

長らくマンチェスター・シティで攻撃のタクトをふるい、多くのタイトル獲得に貢献したシルバ。ソシエダに加入すると、2022-23シーズンはラ・リーガで28試合に出場し2ゴール5アシストを記録。日本代表MF久保建英とのコンビも話題となった。

しかし、そのシルバに悲劇が。左ヒザに違和感がありトレーニングを欠席。すると、検査の結果、前十字じん帯の損傷が見つかったという。

まだケガの詳細は発表されておらず、来週にも経過を見るとされている中、ヨーロッパのメディアはこぞって引退すると報道している。

スペイン『Relevo』によれば、スペインのラジオ局『カデナ・セル』の番組「エル・ラルゲロ」のロベルト・ラマーホ記者が伝えたとのこと。シルバが引退を決断したとのこと。数時間以内に発表されるとしている。

シルバは今回のケガが原因で、年齢を考えても復帰が困難であり、元のプレーレベルを取り戻すのが難しいと感じているようだ。

昨シーズン中からヒザには違和感があり、プレシーズン中も感じていたとのこと。その結果、最悪の結果となってしまった。

シウバは、バレンシアの下部組織出身で、2004年7月にファーストチームに昇格。エイバル、セルタへのレンタル移籍を経験すると、2010年7月にシティへと完全移籍した。

シティでは公式戦436試合に出場し77ゴール140アシストを記録。プレミアリーグで4回、FAカップで2回、リーグカップで5回の優勝を経験していた。

ソシエダには2020年7月に加入。公式戦93試合に出場し7ゴール18アシストを記録。これでキャリアを終えることとなれば、とても悲しい出来事となるだろう。

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