フィリーズ・ハーパーが一塁手で初スタメン 試合は1点差で惜敗

【フィリーズ5-6ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド

フィリーズはトミー・ジョン手術からの復帰後、DHでの出場が続いていたブライス・ハーパーがキャリアで初めて一塁手としてスタメン出場。そのハーパーが好守を見せる場面もあったが、追い上げ及ばず、ガーディアンズに5対6で敗れた。ガーディアンズは5番手のトレバー・ステファンが1回2/3を無失点に抑える好リリーフで5勝目(4敗)を挙げ、6番手のエマニュエル・クラセは26セーブ目をマーク。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスは5回8安打4失点で5敗目(2勝)を喫した。

初回に2点を先制されたフィリーズは、3回表一死3塁からニック・カステヤノスの内野ゴロの間に1点を返したが、先発のスアレスが失点を重ね、5回終了時点で1対4と3点のビハインド。6回表にカイル・シュワーバーが押し出し四球を選び、2点差に詰め寄ったが、6回裏に2点を追加され、4点を追う展開になった。7回表にJ・T・リアルミュートの12号2ラン、ブライソン・ストットの9号ソロと二者連続アーチが飛び出し、5対6と1点差まで追い上げたが、ステファンとクラセの2人を攻略できず、1点差のまま試合終了。ガーディアンズが接戦を制し、借金を1に減らした。

ハーパーはメジャー通算1446試合目にして初めて一塁手としてスタメン出場。MLBの公式記録を扱うエライアス社によると、通算1400試合以上に出場してから初めて内野手としてスタメン出場した選手は現代野球でハーパーが25人目だという(前回はネルソン・クルーズ)。ちなみに、この25人のなかには、ハーパーとクルーズのほか、ジョー・ディマジオ、ウィリー・メイズ、ダスティ・ベイカー、アンドリュー・ジョーンズなどが含まれている。

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