関東甲信と東北が梅雨明け 神奈川の全5地点で「真夏日」に

梅雨明けが発表された22日、日傘をさして歩く観光客ら=鎌倉市の「小町通り」

 気象庁は22日、関東甲信と東北が梅雨明けしたとみられると発表した。関東甲信では平年より3日遅く、昨年より1日早い。横浜地方気象台は「向こう1週間は太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込み」とし、厳しい暑さが続くとみている。

 神奈川県内ではこの日朝から晴天が広がり、県内5地点全てで最高気温30度以上の「真夏日」となった。

 気象台によると、関東甲信の梅雨入りが発表された6月8日から7月21日までの降水量は376.0ミリの箱根町が最も多かったが、同じ期間の平年値の56%にとどまった。山北町(212.0ミリ)や三浦市(192.0ミリ)、横浜市中区(162.5ミリ)なども平年の50~69%と少なかった。

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