エンゼルスが空中戦を制す 大谷翔平は初の1試合4被弾も8勝目

【パイレーツ5-8エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

ヤンキース3連戦をスイープして勢いに乗るエンゼルスは、今日からパイレーツとの3連戦がスタート。その初戦は両チームは本塁打を連発する空中戦となり、大谷翔平も自己ワーストとなる1試合4被弾を喫したが、エンゼルスが8対5で勝利し、今季50勝に到達して貯金を2とした。大谷は4本のアーチを浴びて7回途中6安打5失点ながらも8勝目(5敗、防御率3.71)をマーク。4番手のカルロス・エステベスが22セーブ目を挙げ、パイレーツ先発のヨハン・オビエドには11敗目(3勝)が記録された。

エンゼルスは4回表に大谷が崔志萬(チェ・ジマン)の5号ソロ、ヘンリー・デービスの3号ソロと二者連続アーチを浴び、2点を先制されたものの、4回裏にミッキー・モニアックのタイムリー二塁打、マイク・ムスタカスの9号3ラン、トレイ・キャベージの1号ソロで一挙5点を奪い、逆転に成功。チームとして19試合連続本塁打は球団新記録となった。5回表にジャック・スウィンスキーの20号2ランで1点差に迫られたが、5回裏にザック・ネトの8号ソロとテイラー・ウォードの12号2ランで3点を追加。6回表にデービスの4号ソロで反撃されたが、8対5で空中戦を制した。

大谷はチェ・ジマンに1本、デービスに2本、スウィンスキーに1本と合計4本のアーチを浴びて5失点。1試合4被弾は自己ワースト、1試合で同じ打者に2本のアーチを浴びるのも初めてだった。それでも奪三振9に対して与四球1と被本塁打の多さを除けば、投球内容も決して悪くなく、打線の援護にも恵まれて8勝目をマーク。打者としては「2番・DH」でスタメン出場し、四球、四球、空振り三振(振り逃げで出塁)、四球で1打数ノーヒット3四球だった。今季の打撃成績は打率.305、出塁率.400、OPS1.076となっている。

The post エンゼルスが空中戦を制す 大谷翔平は初の1試合4被弾も8勝目 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.