菊池が6回途中無失点の好投 ブルージェイズは逆転サヨナラ負け

【ブルージェイズ2-3xマリナーズ】@T-モバイル・パーク

ブルージェイズは5回表に1点を先制し、先発の菊池雄星が6回途中まで無失点に抑える好投。7回表にはリードを2点に広げたが、リリーフ陣が7回裏、8回裏、9回裏と1点ずつを失い、2対3でマリナーズに逆転サヨナラ負けを喫した。マリナーズ6番手のポール・シーウォルドは9回表の1イニングを無失点に抑え、3勝目(0敗)をマーク。ブルージェイズはリリーフ陣が役割を果たせず、5番手のジョーダン・ロマノに5敗目(4勝)が記録された。

ブルージェイズは先発の菊池が走者を出しながらもマリナーズ打線に得点を与えないピッチングを続けるなか、5回表一死からダニー・ジャンセンの12号ソロで先制。7回表にはドールトン・バーショの内野安打から盗塁、進塁打で一死3塁とし、サンティアゴ・エスピナルは三振に倒れたものの、暴投で貴重な追加点を奪った。ところが、7回裏にマイク・フォードのタイムリーで1点を返されると、8回裏にはタイ・フランスにタイムリー二塁打を浴び、2対2の同点。9回裏はクローザーのロマノが二死2・3塁のピンチを招き、テオスカー・ヘルナンデスにサヨナラタイムリーを許して万事休すとなった。

菊池は2回裏に一死1・2塁のピンチを背負ったが、連続三振で無失点。三者凡退に抑えたのは5回裏の1イニングだけだったが、6回裏一死まで78球を投げて被安打5、奪三振8、与四球1、無失点と先発の役割を果たし、キャリアハイとなる8勝目の権利を持ってマウンドを降りた。リリーフ陣が打たれ、勝利投手にはなれなかったものの、防御率は4.13から3.92まで向上して3点台に。今季ここまでの与四球率2.70は自己ベストの数字である。

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