船橋の居酒屋で食中毒、客4人症状 カンピロバクター・ジェジュニ検出 鶏肉のささみ加熱不十分か

船橋市保健所が入る建物

 船橋市保健所は21日、同市西船4の居酒屋「肉笑」で鶏肉料理などを食べた20代~40代男性4人が腹痛を起こし、便からカンピロバクター・ジェジュニが検出されたと発表した。同保健所は、この食事が原因のカンピロバクター菌食中毒とみて、同店を3日間の営業停止処分とした。

 同保健所によると、8日に同店で食事をした7人組のうち、4人に下痢や腹痛の症状が見られた。約5分間湯通しした鶏肉のささみ料理などを食べており、加熱が不十分だったとみられる。

 カンピロバクター菌は、生の肉に付着していることがあり、加熱不十分なまま食べると腹痛や下痢を引き起こす菌で、ジェジュニはその一種。

© 株式会社千葉日報社