地元企業の仕事の魅力を子どもたちに伝えるイベントが7月22日、新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれた。食品や航空会社など約20社がブースを設け、担当者が現場で使われる道具や製品を見せたり、クイズを出したりして仕事を紹介した。
将来の職業選びに役立ててもらおうと、明治安田生命新潟支社（新潟市中央区）が「こどもシゴト博2023in新潟」として、初めて企画。事前に申し込んだ小学生500人とその保護者ら、計千人が参加した。
イベントには、新潟空港を拠点とする航空会社トキエアや燕市のものづくりの企業のほか、新潟市消防局など幅広い業種が出展。笹団子作りの体験では職人のアドバイスを受け、子どもたちが真剣な表情で笹で団子を包み、イグサで縛っていった。
新潟市西区の小学4年の女子児童（9）は、妹（7）と参加し、「いろいろな仕事に触れられ楽しかった」と笑顔で話した。
