ペドリが新シーズンに向け意気込み「アシストを増やしたい」、新加入ギュンドアンは「非常にスペクタクル」

[写真:Getty Images]

バルセロナのスペイン代表MFペドリが新加入のドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンや新シーズンについてコメントした。クラブの公式サイトが伝えている。

2020年夏からバルセロナでプレーしているペドリ。昨シーズンは今年に入ってケガで離脱する期間もありつつ、公式戦35試合に出場。主力としてチームのラ・リーガ制覇などに貢献した。

現在バルセロナはアメリカツアーを行っており、22日にはプレシーズンマッチ初戦のユベントス戦が行われる。この一戦に向けた記者会見に出席したペドリは、今夏の目玉補強の一人であるギュンドアンに言及。共に練習した期間はまだ5日ほどだが、早くも学習する部分が多いという。

「彼には目を見張るよ。僕たちは皆、マンチェスター・シティでプレーする彼の姿を見てきたし、今は練習中にも彼のプレーを見る機会がある。彼がどのようにターンするのか、どうしてボールを失わないのかを見ることができて非常にスペクタクルだよ」

また、ペドリは課題の1つである自らのコンディションについても言及。休暇と筋力トレーニングを行ったことにより、良い状態にあると実感している。

「今年の夏は、体調を整えるための休暇がたくさん取れた。いくつかのケガのせいで、僕は最も愛するサッカーを楽しむことができなかったからね」

「クラブのアドバイスに従って筋力トレーニングをたくさん行ったんだけど、それがとても助けになったよ」

昨シーズンは公式戦35試合7ゴール1アシストという数字にとどまったスペイン代表MFは、新シーズンに向けてより目に見える結果を意識する。

「昨シーズンはアシストがほとんどなかったし、それは僕が取り組むべきことだ。チャビ(・エルナンデス監督)からは、もっとボックス内に入るよう言われているよ」

今夏のクラブの補強についても触れ、ギュンドアンやスペイン人MFオリオル・ロメウ、スペイン代表DFイニゴ・マルティネスといったベテランたちが加入したことについては、「多くを学ぶことができる」、「非常に有益な契約になった」とコメント。

一方、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツやスペイン代表DFジョルディ・アルバといった功労者の退団については、「(その穴を埋めるのは)難しい」「彼らはピッチの中でも外でも2本の大きな柱だった」と述べている。

最後に、決まったばかりのチームのリーダー人事について問われたペドリは、「ロナルド・アラウホとフレンキー・デ・ヨングはピッチ内外でのリーダーだから、その任に値するよ」と主張。新顔となった副キャプテン2人の姿勢を称賛している。

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