通信事業者名で「利用料金について話したいことがある」とメール、記載の連絡先に電話はだめ!新潟三条市の60代女性が10万円被害

 インターネットサイトの利用料名目で現金10万円をだまし取られたとして、新潟県三条市の60代女性が7月21日に、新潟県警三条署に被害を届け出た。三条署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 三条署によると、7月20日、女性の携帯電話に実在する通信事業者名で「利用料金について話したいことがある」とするショートメールが届いた。女性が記載の連絡先に電話をかけると、対応した男から「インターネットサイトの利用料金が未納になっている」と言われ、指定された口座にATMで10万円を振り込んだ。

 その後も個人情報保護関連の協会を名乗る男から「保証を受けられる」と電話があったため、女性は詐欺を疑い、三条署へ被害を届け出た。

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