スポーツ感覚でごみ拾い 小山で世界大会県予選 60人が清掃に汗

集めたごみを計量する参加者ら

 【小山】スポーツ感覚でごみ拾いを楽しむイベント「スポGOMIワールドカップ2023栃木STAGE」(県など主催)が22日、小山運動公園で開かれた。11月に初めて開かれる世界大会などの出場権を懸けた県予選で、県内外20チーム60人が清掃に汗を流した。

 スポGOMIは1チーム3人制で、制限時間内に一定のエリアでごみを拾い、種類や量でポイントを競う。この日はたばこの吸い殻やペットボトルなどを回収。20チームが約1時間で集めた総量は112キロに上った。

 本県初代王者に輝いたのは市貝町赤羽、宇都宮東高付属中2年藤平悠輔(とうへいゆうすけ)さん(14)と宇都宮短大付属高1年の姉実咲来(みさき)さん(15)、母暢子(のぶこ)さん(43)の家族チーム。10月開催の全国大会出場権を獲得し、悠輔さんは「うれしい。夏休み中も家の周りにあるごみを拾って地域に貢献する」と笑顔で話した。

ごみ拾いに汗を流す参加者ら

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