九州南部が梅雨明け  平年より8日遅い夏本番の訪れ

23日(日)午前11時ごろの宮崎市の様子 撮影=ウェザーマップ

 きょう23日(日)午前、鹿児島地方気象台は、九州南部が梅雨明けしたとみられると発表した。平年に比べて8日遅く、昨年に比べて1日遅い梅雨明けとなった。
 なお、これで梅雨明けが発表されていないのは、九州北部(山口県含む)だけとなった。

 九州南部は湿った空気の影響で、局地的には雨の降る時間があるものの、この先は高気圧に覆われておおむね晴れる日が多い見通し。最高気温は35℃近くまで高くなる所がある予想のため、熱中症など体調管理に気をつける必要がある。

 なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。

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