ブリュワーズが逆転勝利 有望株フリーリックは攻守両面で大活躍

【ブレーブス3-4ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

ブリュワーズは3回表にオースティン・ライリーの22号3ランで先制されたものの、この試合がメジャーデビュー戦となった有望株サル・フリーリックの攻守にわたる活躍もあり、4対3で逆転勝利。地区首位チーム同士が対戦している3連戦は、2戦目を終えて1勝ずつとなった。ブリュワーズ3番手のジョエル・パヤンプスが4勝目(1敗)、4番手のデビン・ウィリアムスが25セーブ目をマーク。ブレーブス4番手のジョー・ヒメネスは決勝点を奪われ、3敗目(0勝)を喫した。

ブリュワーズは先発のエイドリアン・ハウザーが3回表に無死1・2塁のピンチを招き、ライリーに22号先制3ランを被弾。ライリーはこれで5試合連発、期間中6本目のアーチとなり、これまでにロジャース・ホーンスビー、ハンク・アーロン、チッパー・ジョーンズ、ブライアン・マッキャン、ロナルド・アクーニャJr.ら9人がマークした5試合連続本塁打の球団記録に並んだ。しかし、ブリュワーズは5回裏に2点を返し、6回裏にフリーリックのタイムリーで同点。8回裏にはフリーリックの犠飛で勝ち越しに成功し、守護神ウィリアムスが1点のリードを守り抜いた。

23歳のフリーリックは、2021年ドラフト1巡目(全体15位)指名で入団し、「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキングで全体17位の評価を受けている有望株。今日メジャー初昇格を果たすと、「6番・右翼」でスタメンに起用され、3打数3安打2打点の活躍を見せたほか、右翼の守備でも好プレーを連発した。今季は故障もあり、マイナーでは不調だったが、昨季はマイナー3階級合計で119試合に出場して打率.331、11本塁打、59打点、24盗塁、OPS.883の好成績をマーク。また1人、メジャーに楽しみな若手が登場した。

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