縄文味わうクラッカー、御所野をPR 一戸の北舘菓子舗が発売

JOMONクラッカーを手に「縄文文化に興味を持ってほしい」と語る小保内和恵代表

 一戸町一戸の北舘菓子舗(小保内和恵代表)は23日、縄文土器などをモチーフにした菓子「JOMONクラッカー」を発売する。地域が誇る世界遺産、御所野遺跡をPRしようと開発。地元産の雑穀や小麦などを原料に用い地産地消にもつなげる。

 クラッカーは▽羽根つき縄文人▽矢じり▽竪穴式住居▽縄文土器-の4種類。県産小麦を使用し、砂糖は使わず甘さを控えめにしたことで、町産アマランサス、アワなど雑穀の風味を感じることができる。

 4種類が3枚ずつの計12枚入りで1箱千円。同店、イコオショッピングセンター、二戸駅隣接のなにゃーと、同博物館で販売する。

 問い合わせは北舘菓子舗(0195.32.2752、平日午前9時半~午後5時半)へ。

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