九州南部が梅雨明け 残るは九州北部のみ

気象庁の庁舎

 気象庁は23日、九州南部が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より8日、昨年より1日遅い。梅雨のない北海道を除き、梅雨明けしていないのは山口県を含む九州北部だけとなった。

 気象庁によると、九州南部は向こう1週間、湿った空気の影響でにわか雨の降る所もあるが、太平洋高気圧に覆われ晴れる日が多い見込み。

 梅雨期間(5月30日~7月22日)の総降水量は平年より少なかった地点もあるが、宮崎市で904.5ミリ、鹿児島市で954ミリとそれぞれ平年値を上回った。

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