約2.7mの足場から転落か フェリーの天井を塗装していた男性(39)が死亡 広島・尾道の造船所

22日午後、広島県尾道市の造船所内で、作業をしていた男性が足場から転落し、死亡する事故がありました。

事故があったのは、尾道市向東町の造船所です。警察と消防によりますと、22日午後2時すぎ、作業関係者から「作業中に2メートルほどの高さから鉄板に転落した。意識がない」という内容の通報がありました。

この事故で、福山市高西町の会社員・渡辺和明さん(39)が病院に運ばれましたが、23日午前7時すぎに死亡が確認されたということです。

現場はフェリーの造船所で、事故当時、渡辺さんはフェリーの天井部分の塗装作業をしていたということです。

渡辺さんはおよそ2.7メートルの高さの足場から床部分に転落した可能性が高く、ヘルメットは装着していたということですが、死因は脳挫傷とみられています。

警察が事故のいきさつを調べています。

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