マンガ・アニメ・映画と多方面で話題を集め、目が離せない展開の続く『ONE PIECE』（ワンピース）。謎に包まれた設定や意味深ともとれるセリフなどが作中に出てくるたびに、ファンの間では考察が繰り広げられます。カリブーの“あの人”発言をめぐり、ネット上では議論が白熱していました。
※記事の特性上、ストーリーに触れています。
『ONE PIECE 15thシーズン 魚人島編 piece.1』（エイベックス・ピクチャーズ）
かりぶーより格上？黒ひげやクロコダイルが候補に
“濡れ髪のカリブー”という異名をもち、自身の名を冠した海賊団の船長も務めるカリブー。魚人島編でルフィたち麦わらの一味を急襲するもあっけなく敗れたり、奪った財宝を他の海賊団員にあっさり持っていかれたりとモブキャラ感が強い一方で、重要な秘密を知る危険人物としても注目されてきました。
作中でカリブーは秘密を“あの人”と呼ぶ人物に伝えようとしており、ネット上では“あの人”が指す正体が誰なのか話題になっています。
そもそもカリブーが知る秘密とは、『ONE PIECE』の世界でも特に謎が多い“古代兵器”にまつわるもの。
古代兵器は圧倒的な威力を持ち、ストーリーの根幹に大きく関わると考えられている存在です。全3種の古代兵器のうち、カリブーはさまざまな偶然から「ポセイドン」の正体と「プルトン」の在りかを知ることになりました。
知り得た秘密が古代兵器に関係していることから、古代兵器の情報を求めているであろう元王下七武海・クロコダイルや、四皇の“黒ひげ”ことマーシャル・D・ティーチを“あの人”の候補として挙げる声がネット上では多いよう。
さらにカリブー自身が「“財宝の山”と“人魚姫の秘密”を手土産にすりゃ～おれァあの人に必ずや気に入って貰えるのに」といった発言をしており、カリブーより格上という点でも2人のどちらかである可能性が高いと考えられています。
バギーやシャンクス…ほか怪しい人物は
またカリブーは、海兵殺しの残虐な性格を持つ人物としても有名。そのため、海兵たちに懸賞金をかける活動をおこなっている集団「クロスギルド」のバギーとの繋がりを指摘する意見があります。
加えて北アメリカではトナカイが“カリブー”と呼ばれていることを挙げ、“赤鼻のトナカイ”から大きな赤い鼻を持つバギーを連想して関連性を推察する声も見られました。
『ワンピース ニッポン縦断! 47クルーズCD in 山形 バギー the 〝CHERRY BOMB〟』（エイベックス・ピクチャーズ）
ほかにも「シャンクスにはラスボス説もあるくらいだし、もし裏があればカリブーの言う“あの人”もシャンクスなのかも……」「カリブーの部下・コリブーの服に描かれてるマークがドレークのもののオマージュっぽいから、“あの人”もドレークだと思う」「武器商人のドフラミンゴなら、古代兵器の秘密とかうってつけ」など、さまざまな考察が。
また「今後明らかになる重要な秘密に深く関わっていそう」としてウルージ説を推す人もいるようです。
物語にまつわる謎が少しずつ明かされる一方、新たな疑問も生まれている『ONE PIECE』の世界。果たしてファンの考察は的中するのか、これからの展開にも引き続き注目していきましょう。
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