ユベントスがリールから2人目の補強? 昨季24得点デイビッド…親友ウェアが証言「ユーベのことを聞かれてるよ」

[写真:Getty Images]

ユベントスがリールのカナダ代表FWジョナサン・デイビッド(23)に関心を寄せているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

カナダ代表のエースとしてカタール・ワールドカップ(W杯)に出場したデイビッド。国際Aマッチ通算40試合24ゴールを記録する23歳のクラブキャリアに目を向けると、18歳でベルギーの名門ヘントに加入し、2020年8月からはリールに所属している。

リール加入1年目の2020-21シーズンにいきなりリーグ・アンで13ゴールをマークし、チームの優勝に貢献。2年目は15ゴール、3年目の昨シーズンは24ゴールと年々進化を遂げており、リーグ・アンを代表する点取り屋となっている。

ユベントスはスポーツ・ディレクター(SD)に就任したばかりのクリスティアーノ・ジュントリ氏がナポリ時代からデイビッドを注視。去就が不確かなセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(23)の後釜として目をつけているという。

ヴラホビッチに対してはフランス代表FWキリアン・ムバッペ(24)との関係が破綻したパリ・サンジェルマン(PSG)が獲得に本腰とも。ジュントリ氏は先日、「断れないオファーなら売る」と明言しており、ヴラホビッチ売却→デイビッド獲得という動きを本格化させる可能性は少なからずあるようだ。

一方で、ジュントリ氏の古巣ナポリも引き続きデイビッドを注視。絶対的エースであるナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)の獲得を目指すクラブが一向に減らず、将来的に売却を余儀なくされる場合の後釜として、すでにデイビッド側と接触しているとのことだ。

なお、ユベントスの新加入選手・アメリカ代表FWティモシー・ウェアは同い年のデイビッドと昨シーズンのリールで共闘しており、2人ともニューヨーク出身ということもあって大親友。ウェアは「彼からユーベのことを聞かれている。来ると決めたなら準備が必要だね」と、ユベントスがデイビッドに関心を寄せていることを裏付けるコメントを残している。

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