日本代表が韓国にリベンジ
7月23日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」へ向けて強化を続けるAKATSUKI JAPAN男子日本代表チーム(FIBAランク36位)は、敵地での国際強化試合で韓国代表と対戦。昨日以上のディフェンス意識を見せた日本は3Pシュートを武器に得点。後半も競り合いになったが、85-80で勝利してリベンジを果たした。
前日は韓国のハードディフェンスに苦しみ、69-76で敗れた日本。今日は遠征メンバーからジョシュ・ホーキンソン、テーブス海、ジェイコブス晶をメンバーから外した12選手で臨んだ。日本は#2富樫勇樹、#18馬場雄大、#30富永啓生、#91吉井裕鷹、 #34渡邉飛勇という5人でスタート。
日本の初得点は#18馬場。ゴールにアタックし、転倒しながらシュートを決める。さらに#30富永が右コーナーからファーストシュートで、3Pシュートを決める。オフェンスではまずまずのスタートとなった日本だが、PG#2ホ・フンがプッシュし、高さを生かしていく韓国が着実に得点していく。
日本は序盤に#2富樫が2ファウルになり、PGとして#19西田優大を投入。昨日よりディフェンスの強度を高める日本だが、ファウルがコールされ、なかなか流れを引き寄せられず。残り5分で5-14となるとタイムアウトをコール。トム・ホーバスHCがゲキを飛ばす。タイムアウト開け、#31原修太が左ウイングから3Pシュートを成功。#99川真田紘也がリバウンド争いで頑張り、# 31原が速攻を決めて10-14と縮めた。
終盤、流れは日本へ。好守から#19西田の3Pシュートを決めると#75井上宗一郎がリバウンドから得点。#31原の3ポイントプレーもあって18-16とする。終了間際、#99川真田がリバウンドから決めて20-16として1Qを終えた。
2Qに入ってもディフェンス強度を保つ日本。#6比江島慎、#13金近廉などベンチスタートのメンバーが得点すると、#30富永が悪い体勢から3Pシュートを成功。さらに#75井上、#2富樫も3Pシュートを決める。一時は12点差まで広げたものの、後半は逆に韓国が3Pシュートで巻き返し。日本は３点差まで迫られたものの、終了間際、#31原の3Pシュート、#99川真田が速攻から豪快なダンクを叩き込んで48-40としてハーフタイムを迎えた。日本は3Pシュートを23本中9本成功させている。
3Q開始直後、韓国はプレッシャーを強め、差を詰めてくると日本は#2富樫が得点源に。フローター、レイアップ、3Pシュートと連続で決め、リードをキープするが、韓国がゾーン・ディフェンスを敷くと得点が止まる。58-54としたところでタイムアウト。しかし残り2分半で58-58と追いつかれる。日本は直後に#17須田のフリースローで約7分ぶりの得点。ここからはシーソーゲームの展開に。
残り30秒、#6比江島が3Pシュートを沈めると、続くプレーで好守を披露。#19西田のスティール〜速攻につなげ、67-61とリードを守って4Qを迎えた。
勝負の4Q、日本は必死のディフェンスから#17須田の3Pシュート。さらに#19西田との合わせで#34渡邉のボースハンドダンクと好オフェンスを見せてリードを72-63とリードを2桁に広げようとする。
中盤から韓国は3-2ゾーン・ディフェンスを敷く。3Qでは得点が止まった日本だったが、#6比江島が得点、#34渡邉へのアシストと活躍してリードを保つ。その後、#91吉井のトマホーク・ダンク、#2富樫のドライブ、#31原の3Pシュートなどで追加点を奪うと、#99川真田がリバウンド争いで頑張った日本。なんとかリードを守ってリベンジを果たした。
★男子日本代表今後の予定
「男子韓国代表との国際強化試合」
会場:韓国
日程/対戦カード:
(1)2023年7月22日(土)試合開始時間：14:20/韓国(38位)76-69男子日本代表(36位)
(2)2023年7月23日(日)試合開始時間：14:00/韓国(38位)80-85男子日本代表(36位)
※【バスケットLIVE】ライブ配信（見逃し配信あり）
「男子日本代表国際強化試合2023太田大会」
会場：オープンハウスアリーナ太田(群馬県太田市飯塚町1059）
(1)8月2日(水)vs.ニュージーランド代表(26位)19:00ティップオフ
(2)8月4日(金)vs.ニュージーランド代表 (26位)19:00ティップオフ
「男子日本代表国際強化試合2023東京大会」
会場 ： 有明アリーナ（〒135-0063 東京都江東区有明1丁目11-1)
(1)8月15日(火)vs.アンゴラ代表(41位) 19:00ティップオフ
(2)8月17日(木)vs.フランス代表(5位)19:00ティップオフ
(3)8月19日(土)vs.スロベニア代表(7位)15:00ティップオフ
※カッコ内はFIBAランキング(2023年2月27日現在)
※出場メンバーに関しては、決定次第発表
