ミラン新加入のプリシッチ、イタリアへの適応に前向き 「できるだけ早く言葉も学びたい」

[写真:Getty Images]

ミランのアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチが今回の移籍について語った。イタリア「スカイ・スポーツ」が伝えている。

13日にチェルシーからミランへの完全移籍が決まったプリシッチ。20日に行われたルメッツァーネとの親善試合ではいきなり先発出場し、デビュー戦から2アシストを記録。新天地で好スタートを切った。

その後、プレシーズンツアーのためアメリカに飛んだミラン一同。プリシッチは23日のレアル・マドリー戦に向けた記者会見に臨み、ミランへの移籍についてコメントを残した。

「ミランに来られたことをとても嬉しく思っているし、全てを捧げてこのチームに欠かせない存在になりたい。ミランに移籍するにあたり、(指揮官のステファノ・)ピオリ監督とは少し話しただけだったけど、ほんの数回の会話と言葉で彼はすぐに僕を納得させた。彼はここが僕にふさわしいクラブだと理解させてくれた」

プリシッチは積極的にチームに溶け込んでいくつもりであることも明かした。

「イタリアへの移住と新しい文化にはこれから慣れていく必要がある。できるだけ早く言葉も学びたい。今はスペイン語を少し話して自分を理解してもらっているけど、可能な限り早く適応したいんだ」

「チェルシーでの最後の1年は、僕にとってうまくいかなかった。子供の頃はチェルシーやミランのようなチームでプレーするなんて想像もしていなかった。僕にとっては本当に信じられないことだし、特別なことなんだ。ミランに多くのものをもたらし、この色(赤黒)と共に今後数年、勝ち続けたいね」

最後に、マドリー戦への意気込みも述べている。

「ここに来てまだ数日しか経っていないし、いきなりピッチに立つのはちょっと変な感じだ。もちろん、ベストの状態ではないだろうけど、プレーするからにはいつだって勝ちたいものだ」

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