犬にとって『刺激』はとても大切!老犬にもおすすめしたい良い刺激の与え方3選

犬にとって良い「刺激」の与え方

愛犬に毎日安心して生活してもらうことはとても大事なことですが、たまには良い「刺激」を与えることもおすすめです。

1.新しいお友達を作る

新しいお友達を作ることは、犬にとって良い刺激の与え方です。

子犬の頃、刺激に慣れるための学びをする「社会化期」という期間があります。社会化期を過ぎたから、もう成犬だから必要ない、というわけではないのです。

社会化は、成犬になってからも必要ですし、老犬にとっては嬉しい刺激にもなります。

成犬になると、いつも決まったお友達としか会う機会がない、という場合がほとんどです。今から新しいお友達を作るのはちょっと億劫だな、と思われることもあるかもしれません。

新しいお友達を作りやすい場所が「ドッグラン」です。犬好きな人しか集まりません。みんな犬と暮らす飼い主や家族です。他の犬と遊び慣れた犬ばかりです。

初めから仲良くできなくても大丈夫です。怖がりな犬や人見知り(犬見知しり)な犬も受け入れてくれる、優しい飼い主と犬ばかりです。

愛犬に新しい刺激を与えてあげたい時は、ぜひドッグランに遊びに行ってみてください。

歩行に困難のある老犬でも利用して大丈夫です。若い犬たちが新しい刺激を運んでくれると思います。愛犬の安全に配慮しながら楽しんでみてくださいね。

2.おやつ当てゲームをする

おやつ当てゲームをすることは、犬にとって良い刺激の与え方です。

「ノーズワーク」という遊びのひとつなのですが、ノーズワーク用のマットがなくても、使い捨てできるアイテムで簡単に遊ぶことができる方法があります。

いつも食べているおやつ(フートでもOK)と、紙コップを2個~5個くらい用意します。100円ショップのものでOKです。

床におやつを置き、上から紙コップをかぶせて隠します。紙コップを移動させながらよく混ぜます。「さあ、おやつはどこに入ってるかな?」と、犬に探し当ててもらいます。

紙コップの数を増やすことで、少しずつ難易度を上げて遊んでみてください。

老犬になると、お散歩することも外に出ることも難しくなったり、おもちゃにはまるで興味を持たなくなってしまうことがあります。

でも、きっとおやつにはいい反応をしてくれますよね。嗅覚と脳を刺激するだけではなく、体を動かすきっかけにもなると思います。

3.初めての場所または久しぶりの場所にお出かけする

愛犬にとっての初めての場所または久しぶりの場所にお出かけすることは、犬にとって良い刺激の与え方です。

毎日同じお散歩コースを歩き、毎日同じ環境で生活していると、新しい刺激を受けることは少ないものです。

お出かけすることが好きで、慣れない環境への適応力の高い犬であれば、愛犬にとっての初めての場所にお出かけしてみるとよいと思います。

何もかもが新しく、刺激的なことばかりです。安全な場所であれば、犬が満足するまでニオイを嗅がせてあげてください。

老犬の場合には、若い頃に訪れた以来の久しぶりの場所にお出かけしてみるとよいと思います。あの時とは違い、愛犬にとっても飼い主にとっても、新鮮な刺激を受けることができるのではないでしょうか。

まとめ

犬にとって良い刺激の与え方を3つ解説しました。

  • 新しいお友達を作る
  • おやつ当てゲームをする
  • 初めての場所または久しぶりの場所にお出かけする

犬にとって良い刺激を与えることには、老化の予防や認知症の予防にもよいとされています。

犬にも得意・不得意がありますし、好き・嫌いもあります。性格的に合わない方法もあるかもしれません。

愛犬のとって良い刺激になることを見極める必要があると思います。愛犬にも飼い主にも嬉しい刺激になるといいですね♡

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