看護師や助産師の仕事内容学ぶ 岡山で中高生進路ガイダンス

赤ちゃんの世話の仕方を学ぶ参加者

 看護師や助産師ら看護職に関心がある中高生対象の「看護進路ガイダンス」(岡山県、県看護協会主催)が23日、岡山市北区駅元町の岡山コンベンションセンターで約130人が参加して開かれた。

 県内の病院や看護学校の職員が5ブースに分かれて相談に応じた。参加者は若手看護師らから仕事内容を聞いたり、血圧の測り方、AED(自動体外式除細動器)の使い方を学んだりした。

 赤ちゃんの世話の仕方を学ぶコーナーもあり、参加者は人形を使っておむつ交換に挑戦。看護師から「赤ちゃんはまだ股関節が弱いので脚を持つのではなく、お尻の下に手を入れて優しく持ち上げて」などとアドバイスを受けていた。

 看護師を目指している岡山東商高2年女子(16)は「現場の様子を具体的に想像できた。看護師になりたい気持ちがより強まった」と話した。

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