レディー・ガガ、「ジョーカー」続編で役になり切り 撮影中に役名で呼ばれたがる

レディー・ガガは「ジョーカー:フォリアドゥ」の撮影中、役名で呼ばれたがっていたという。大ヒット映画「ジョーカー」の続編でバットマンの宿敵ジョーカー扮するホアキン・フェニックスと共演するガガは、ジョーカーのパートナーであるハーレイ・クインを演じている。撮影監督のラリー・シャーによると、ガガはカメラが回っていない時も役になりきり、ハーレイの本名「ハーリーン(Harleen)」の愛称「リー(Lee)」で呼ばれたがっていたそうだ。

ポッドキャスト「ザ・トレンチーズTV」でシャーは、ガガとの絆を深めるのに苦労したことを明かしている。「メイクアップのヘアテストの時でさえ、彼女とはまだ顔を合わせていないかのような距離感だった。それから1週間くらいは、『私たちは断絶してるような気がする、全くつながってない。まるで逆方向にいる』と感じていた。で、助監督があるとき、『撮影現場でリーって呼んであげたら、喜ぶよ』って言ったんだ。『ああ、全くその通りだ』って思った。そして、すぐさま文字通りにリーと呼んで、全てが変わった。その時から、私たちのつながりが変わったみたいだった。よし、これを知るべきだったんだって理解したよ」

一方、前作で第92回アカデミー賞の主演男優賞を受賞したホアキンは、撮影中は役柄のままでいることで知られており、撮影の2日目にシャーに対して、「役に入り込む必要があるから、変な風に振る舞っていたらごめん」と声をかけていたそうだ。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社