東京Vが仙台との壮絶な撃ち合い制す! J1自動昇格圏2位磐田と勝ち点で並ぶ【明治安田J2第27節】

23日、明治安田生命J2リーグ第27節の3試合が各地で行われた。

15位・ベガルタ仙台と4位・東京ヴェルディの一戦は前半から5ゴールが生まれる激しい撃ち合いとなった。

6分にアウェイの東京Vが中原輝の先制弾で口火を切ると、仙台は22分にホ・ヨンジュンのヘディング弾で追いつき、今度は東京Vがオウンゴールと北島祐二の追加点で2点をリード。仙台は前半終盤にホ・ヨンジュンのゴールで1点差としてハーフタイムを迎える。

すると、ハーフタイムに投入された東京Vの加藤蓮が後半開始からわずか17秒でネットを揺らし、スコアは2-4に。仙台は71分に氣田亮真のPK弾で再び1点差とするも、これ以上の反撃を許さなかった東京Vが3-4で逃げ切りに成功した。

一方で、8試合無敗&3連勝中と好調な2位・ジュビロ磐田。8位・ザスパクサツ群馬の本拠地へ乗り込むと、開始12分で群馬の長倉幹樹に右足ハーフボレーを叩き込まれたが、後半立ち上がりの48分、金子翔太がボックス左から内巻きの右足シュートを突き刺して同点とする。しかし、逆転弾は奪えず、1-1のドロー決着となった。

この結果、勝ち点「1」の積み上げにとどまった磐田はJ1自動昇格圏の2位をキープしつつも、勝ち点「3」を積み上げた3位・東京Vと勝ち点「48」で並ばれることに。得失点わずか「1」の差で上回っている形だ。

最下位・大宮アルディージャはアウェイで18位・水戸ホーリーホックと対戦。試合前の段階で21位・ツエーゲン金沢との勝ち点差は「10」がついており、なんとか下位対決で水戸を叩き、少しでも差を縮めておきたいところだった。

しかし、守備で2試合連続のクリーンシートを達成した一方、ゴールも奪えず、0-0のゴールレスドローに。クラブ史上初となるJ3降格が日に日に現実味を増している。

◆第27節

7月23日(日)

水戸ホーリーホック 0-0 大宮アルディージャ

ザスパクサツ群馬 1-1 ジュビロ磐田

ベガルタ仙台 3-4 東京ヴェルディ

7月24日(月)

[19:00]

ロアッソ熊本 vs ファジアーノ岡山

7月22日(土)

栃木SC 1-1 清水エスパルス

FC町田ゼルビア 1-3 ジェフユナイテッド千葉

藤枝MYFC 1-1 ツエーゲン金沢

モンテディオ山形 5-1 V・ファーレン長崎

大分トリニータ 1-2 いわきFC

徳島ヴォルティス 1-2 ヴァンフォーレ甲府

レノファ山口FC 1-2 ブラウブリッツ秋田

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