静岡市清水区の高齢女性に複数回電話をかけ、現金をだまし取ろうとした疑いで7月23日、大阪府に住む32歳の男が逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、大阪市鶴見区に住む自称・建設作業員の男(32)です。
警察によりますと、男は、別の複数の仲間と共謀し、静岡市清水区に住む女性(84)宅に今月上旬から複数回にわたり、うその内容の電話をかけ、現金約1000万円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。電話は、女性が何らかの権利を譲渡されたことが違法になり、裁判所に罰金を納める必要があるという話だったということです。
男は、いわゆる「受け子」で、女性の身内から通報を受けた警察が、駅のロータリーに現金を受け取りにきたところを現行犯逮捕しました。
警察は、事件の経緯などを詳しく調べるとともに、不審な電話に注意するよう呼びかけています。