【インド】アイコス、産業翻訳の現法をプネに設立[サービス]

翻訳・通訳サービスを手がけるアイコス(東京千代田区)は21日、インド西部マハラシュトラ州プネに現地法人を設立したと発表した。当初は産業翻訳サービスが柱で、アイコスが日本で受注した案件をインドで手がける。

現地法人の名称はインターナショナル・コミュニケーション・サービシズ・インディア(通称:アイコス・インディア)。アイコスが99%を出資する。プネに本拠を置き、7月初旬から営業を開始した。日本人駐在員1人と、中級レベルの日本語能力を持つインド人従業員約10人の布陣となる。

アイコス・インディアの上田聡太郎社長は22日、NNAに対し、「プネは、デリーに次いで日本語人材が豊富なため進出先に選んだ」と説明した。将来的には、多くの欧米企業がインドに研究・開発(R&D)拠点を置いていることから、欧米市場もターゲットに事業展開していく方針だ。

アイコスは2017年にプネにサテライトオフィスを開設し、市場調査を進めていた。

© 株式会社NNA