俵100キロ担ぎ力比べ 一般の部・可西さん初優勝南砺・善徳寺

20キロの俵を担ぐ女子の部の出場者=南砺市の城端別院善徳寺

 南砺市の城端別院善徳寺で23日、米俵を持ち上げて力自慢を競う「盤持ち大会」が行われ、一般の部(中学生以上)で小矢部市平桜の会社員可西教秀さん(28)が初優勝した。2分間で、100キロの俵を8回担いだ。

 一般の部には7人が出場し、可西さんは2連覇中の中島正明さん(54)=小松市=の6回を上回った。

 大会は城端別院盤持ち講が1916(大正5)年から開催している。出場者は2分間で米俵を肩に担ぎ、片手を広げるポーズを決めると1回と数える。俵20キロを担ぐ女子の部は2人が出場した。本堂でそよ風コンサートが開かれた。

 ◇一般 (1)可西教秀(小矢部)(2)中島正明(小松)(3)西野達也(金沢)◇女子 渡邉あかり(名古屋)渡邉麻理亜(同)

 ◇番付▽東大関 可西教秀▽西大関 中島正明▽東関脇 西野達也▽西関脇 萩原英隆(滑川)▽東小結 金島英之介(南砺)▽西小結 渡邉裕昭(名古屋)

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