「大暑」の県内、真夏日 24日、熱中症アラート

 二十四節気の一つで1年で最も暑いとされる「大暑」の23日、石川県内は晴れて最高気温は七尾34.6度など全11観測地点で真夏日となった。輪島市三井では今年最高を更新した。24日の県内は熱中症の危険性が極めて高い気象状況になるとして、気象庁などは熱中症警戒アラートを出し、エアコンをつけた涼しい室内で過ごすよう呼びかけた。

 24日の予想最高気温は金沢、輪島ともに35度で、熱中症警戒の目安となる「暑さ指数」は金沢、小松33、羽咋、かほく32、輪島、七尾、志賀、白山河内、加賀中津原31と、9観測地点で最も警戒レベルの高い「危険」が予想されている。

 県内各消防によると23日は10~80代の男女計10人が熱中症の疑いで病院に搬送された。このうち津幡町の70代女性、加賀市の80代男性が中等症で、そのほかは軽症の見込み。

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