7月24日(月)の天気 広く夏空と厳しい暑さ 西日本や北海道を中心に不安定

 きょう24日(月)は、夏の主役太平洋高気圧に覆われ、広範囲で晴れて夏空が広がりそうだ。厳しい暑さになるため、熱中症対策は万全にしたい。西日本や北海道を中心に雨や雷雨の所がある見込み。

広く夏空も一部で不安定

 きょう(月)は、広い範囲で晴れて、強い日差しが照りつける見込み。日焼け対策は欠かせない。ただ、沖縄や九州、四国は朝から雨の降る所があり、中国地方、近畿から東北にかけても午後、山沿いを中心にごく狭い範囲でにわか雨がありそうだ。局地的に非常に激しい雨の降るおそれがある。落雷や突風にも注意したい。北海道も朝から道北を中心に断続的に雨が降り、局地的に激しい雷雨になる見通し。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分な注意が必要になる。

夏本番の暑さ対策を

 最高気温は、きのうと同じかきのう以上に高く、東北でも35℃以上の猛暑日が続出する見込み。東京では34℃、札幌でも13日ぶりに30℃まで上がる予想。熱中症警戒アラートが石川県、三重県、鳥取県、島根県、長崎県、熊本県、宮崎県、沖縄県の八重山地方に出ている。梅雨明け直後の蒸し暑い日は特に熱中症にかかりやすくなるため、暑さ対策は一層、しっかりとしたい。

【予想最高気温】
(36℃)京都、福井、甲府、横手(秋田)
(35℃)鳥取、松江、奈良、大津、富山、さいたま、前橋、福島、山形など

強い台風5号 北上

 フィリピンの東にある台風5号は、きょう(月)午前0時に強い勢力へと発達した。今後、台風の北上に伴い、南西諸島では次第にうねりを伴い波が高くなり、しける所がある見込み。26日(水)以降は波がさらに高くなり、大しけとなるおそれがある。先島諸島を中心に台風への備えを進めておきたい。

(気象予報士・丸田絵里子)

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