ケンミンSHOWも注目の四角いヒレカツ【横浜】秘伝のソースで米も止まらん!

旅人へひとこと

横浜で過ごした口福なランチタイムのひとコマをご共有します!

神奈川県横浜市『JR関内駅』へ──

老舗のとんかつを欲して、横浜にやってきました。お目当てのお店は、JR根岸線 関内駅北口から徒歩で約5分ほどの所に在るこちら──

『勝烈庵 馬車道総本店』さんです!

『勝烈庵』さんは、1927年創業の老舗とんかつ店です。店内は清潔感のある落ち着いた雰囲気で、この和の空間に浸かりながら、「ロースかつ」や「串かつ」、「盛り合わせ」など、揚げ物を主とした多様な定食メニューをいただくことができます。

なお、現在は横浜と鎌倉に、こちらの『総本店』を含めて計3店舗。また、横浜市内の百貨店などには、お弁当やお惣菜のテイクアウト専門店も展開されています。横浜の皆さまに愛されているお店の1つ!と言って過言ではないですよね。

勝烈定食

ファーストチョイスはこちらで間違いないかと!独特の四角いフォルムが印象的なヒレカツに、ご飯(おかわり自由!)、お椀(しじみ汁)、大根の浅漬けがついた看板メニューです。

ちなみに、ヒレカツは120g。育ち盛りの方は180gの「大勝烈定食」をチョイスするのもアリかと思われます。

生パン粉を使った狐色の衣に包まれた薄切りのヒレカツ。このヒレ肉が実に柔らか!噛めばスゥッと歯が入り、直後に豚らしい濃ゆい香りがフワ〜ァッと舞います。なお、その柔らかさは時間が経ってもキープされ、最後まで美味な時間を過ごせること請け合いです。

また、カラッと揚がった衣のパフォーマンスも秀逸!油切れも大変良き。ちなみに、この生パン粉なのですが、揚げ物に合うように独自の配合で焼いたパンの、耳以外の部分を使って作っているのだとか。そして、お肉をそっと支えるようなクリスピーな厚さも「絶妙!」としか言いようがありませんね。

秘伝のソース

この秘伝のソースを抜きに『勝烈庵』さんの美味しさは語れないのではないでしょうか。「野菜や果物をじっくり丁寧に2日間煮込み、さらに1日寝かせて完成」するのだそう。

もし“勝烈切れ”を起こしたとしても、これだけで充分にご飯が進んでしまうという優れものです!

豊かな甘味は、丸味を帯びた酸味によって引き立てられるかのよう。そして、食欲を一層掻き立てられるのはニンニクの仕業なのでは……。

とにかく!他店では出会ったことがないようなこの複雑な旨味には、ついついヘヴィユースしてしまう罠が待ち受けています。おのずと勝烈&ご飯の消費は捗るばかり!

卓上の辛子も漏れなく使わせていただいて。最後の最後まで、勝烈が尽きるまで、“オーバー・ザ・ライス”してしまう自分がいました。

ご飯はおかわり自由ですので、どうかご安心して鱈腹お召し上がりください!

横浜に立ち寄ったなら、老舗の「勝烈」をまた食べたい!

老舗のヒレカツ。シンプル故に、お店のこだわりを随所に感じられる逸品だと。特に秘伝のソースによる覚醒には素直に驚かされ、同時に「また食べたい…!!」と思わせてくれるパフォーマンスでした。

横浜(と鎌倉)でしか味わえない、横浜ならではの味わいというのがまた良いですよね。横浜に立ち寄った際には、ぜひ足を運んでおきたいお店だと。

それでは、改めましてごちそうさまでした!

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勝烈庵 馬車道総本店

〒231-0014 神奈川県横浜市中区常盤町5丁目58−2

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*この記事は2023年6月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ヤマネコ

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