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2023年7月21日に公開された動画ではゲストに名古屋市長の河村たかし氏をお招きし、大村知事との関係について語っていただきました。
元は盟友？いつから仲が悪くなった？
【このトピックのポイント】
・河村氏と大村氏は藤前干潟の埋め立て問題をきっかけに意気投合
・愛知県の減税をめぐって2人の関係に亀裂
・2019年のあいちトリエンナーレで修復不可能に
河村氏のプロフィールは以下の通りです。
大学卒業後、すぐに家業を継いだ河村氏。当時は親の後を継ぐことを当たり前と受け入れていたものの、オイルショックによる大不況などを経て、その当たり前を打ち破り人生の再挑戦をできる社会を実現しようと考えたのが政治家を志すきっかけだったとのことです。
一時は検察官を目指したこともあり、その理由について「一番威張れる仕事に就きたかった」と語り、笑いを誘いました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして河村氏に回答していただきました。
大村知事といつから仲悪くなったの？
たびたび仲の悪さが指摘される河村氏と愛知県知事の大村氏ですが、かつては「盟友」と言われた仲でした。
出会いのきっかけは名古屋市の藤前干潟の埋め立て問題だったとのこと。渡り鳥が飛来するこの干潟をごみ処分場にする計画に河村氏も大村氏も反対し、そこから意気投合したそうです。
当時は2人とも国会議員でしたが、その後河村氏は名古屋市長に、大村氏は愛知県知事に立候補し当選します。
河村氏は市民税10％減税を第一公約に掲げたものの、議会で否決され5％に。完全な形ではなかったものの公約を実現し、その減税は今も続いています。
一方、大村氏も県民税10％減税を第一公約に掲げていましたが、そちらは実現していません。
河村氏は議会に提案することを大村氏に迫りましたが、否決されることを理由に拒否されたとのこと。そこで2人の関係に亀裂が入ったようです。
MC鈴木邦和「そのお話を聞くと、そもそも政治家としての方向性も違う感じもしますね」
河村氏「そう言われるとね。だけどそれではいかん。やり抜いてくれなあかん」
そして、2人の決裂を決定的なものにしたのが2019年のあいちトリエンナーレでした。元慰安婦像を象徴する少女像や昭和天皇の肖像を燃やす動画作品を例に挙げ、「いわゆる反日」と河村氏。
自費ならいざ知らず、愛知県・名古屋市の税金を使ってそのような作品を展示することは認められない、と語りました。
この件について名古屋市は負担金の一部である3380万円の支払いを拒否し、実行委員会に提訴され裁判になっています。
支払いを拒否した理由について、河村氏は展示内容について事前の相談がなく、実行委員会の運営が愛知県の独断であった点に言及。「市民の税金を守らないかん。それに名古屋市と愛知県の一定の政治的な中立も守らないかんがね」と締めくくりました。
動画本編はこちら！
河村市長と大村知事はいつから仲が悪かった？
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