格差、貧困、マイノリティ 苦境を前に声の限り命を燃やす姿 「ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌」予告

2023年10月6日より劇場公開される、ジャコモ・プッチーニ作曲のオペラ「ラ・ボエーム」を新たにミュージカルとして描いた映画「ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌」の、予告映像が公開された。

予告映像では、現役オペラ歌手たちが圧倒的な歌唱力でセリフを歌い上げる姿などが切り取られている。屋根裏部屋で4人の若き芸術家たちが楽しく暮らす場面や、大みそかにチャイナタウンへと繰り出してみんなで新年を祝う場面、そしてムゼッタとマルチェッロ、ミミとロドルフォという2組の恋人たちのシーン様子が、「命を燃やす、若者たちの青春賛歌」のコピーとともに切り取られている。

「ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌」は、1896年のトリノでの初演から世界中のオペラファンを魅了し続け、ブロードウェイミュージカル「RENT(レント)」の原作ともなった「ラ・ボエーム」の設定を、1830年代のパリから現代のニューヨークに置き換え、メインキャラクターにアジア人を据えるなどの大胆なアレンジを加えたミュージカル映画。格差、貧困、マイノリティなどさまざまな生きづらさを抱えながらも、夢と情熱で青春の日々を謳歌(おうか)しようとする若き芸術家たちや恋人たちの姿を描く。

【作品情報】
ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌
2023年10月6日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他、全国公開
配給:フラニー&Co. シネメディア リュミエール
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