21歳のバティアがプレーオフ制し初優勝 久常涼はトップ10入り

アクシェイ・バティア※撮影は2020年「セーフウェイオープン」(Sean M. Haffey/Getty Images)

◇欧米共催◇バラクーダ選手権 最終日(23日)◇タホマウンテンクラブ(カリフォルニア州)◇7480yd(パー71)

メジャー「全英オープン」と同週開催の一戦は、アクシェイ・バティアがパトリック・ロジャースとのプレーオフを制して初優勝を飾った。

3位から出て7バーディ、2ボギー1ダブルボギーでプレー。最終18番のバーディで各ホールのスコアに応じたポイント(※)を通算40ポイントとしてロジャースに追いつき、キャリア初となったプレーオフ1ホール目の18番を2パットのパーで競り勝った。推薦出場の試合数制限が撤廃されるスペシャルテンポラリーメンバーとして参戦していた21歳のレフティが一気にフルシードを獲得した。

ツアー通算246試合目で初優勝を目指したロジャースは首位から逃げ切りに失敗。プレーオフ1ホール目ではティショットがディボットに入る不運にも泣いた。

ジュリアン・ガーリア(フランス)とイェンス・ダントープ(スウェーデン)が37ポイントの3位。予選ラウンドをトップ通過したライアン・ジェラルドは36ポイントの5位で終えた。

17位スタートの久常涼は7バーディ、3ボギーの「67」で回って11ポイントを加算して通算34ポイントの10位でフィニッシュ。PGAツアー初のトップ10入りを果たした。

(※)
・アルバトロス/8ポイント
・イーグル/5ポイント
・バーディ/2ポイント
・パー/0ポイント
・ボギー/-1ポイント
・ダブルボギー以下/-3ポイント

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