大相撲名古屋場所で初優勝し、大関昇進を確実にした関脇豊昇龍(24)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、モンゴル出身、立浪部屋=が千秋楽から一夜明けた24日、名古屋市南区の立浪部屋宿舎で記者会見に臨み「本当に優勝したのかと思った。2桁勝利を挙げてからは重圧があった」と話した。
豊昇龍は12勝3敗で並んだ北勝富士との優勝決定戦に勝利。大関昇進の目安とされる直近3場所の合計33勝に到達した。
26日に開かれる秋場所(9月10日初日・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を経て正式決定する。昇進すれば夏場所後の霧島以来で、モンゴル出身の大関は7人目となる。