絶滅危惧の生き物を確認 「あだち生きもの図鑑をつくろう!」春編完成

以前、この番組で足立区で行われた参加者にゲーム感覚で生きものの写真を撮ってもらい、独自の図鑑を作るという取り組みを紹介しました。今月、その図鑑がついに完成。足立区で絶滅危惧種の生物が確認されていたことがわかりました。

(小松キャスターレポート)「おじゃまします。ほら動いた僕こういうの見つけるの得意なんです」

私、小松も参加したこの取り組みは、無料アプリを使い足立区内で植物や昆虫などの写真を撮るだけで、その種類を知ることができ、スマートフォンの位置情報と連動して、自動で生き物の図鑑に登録されるというものです。

今回完成した「春」の図鑑は、足立区のホームページで公開され、中には都内ではかなり珍しいという貴重な絶滅危惧種も掲載されています。

(足立区環境部環境政策課 加藤鉄也課長)「このミゾゴイという鳥なんですけど、日本でしか繁殖しない世界的に珍しい鳥で、(都内で)数年ぶりに見つかったという事で非常に珍しい鳥だと思います」

寄せられた報告の中には、アライグマなど生態系に悪影響を及ぼす特定外来生物の件数も増えていて、足立区は今後の環境保護政策に反映していきたいと話しています。

さらに、7月21日から「夏」の図鑑作成イベントがスタート。豪華な景品も用意され、夏休みの自由研究として親子で楽しむことができます。

(足立区環境部環境政策課 加藤鉄也課長)「夏は生きものが元気なので見つけるお子さんたちも楽しいかなと思いますので是非楽しんで集めてください」

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