名鉄、西武、京成とコラボ 小田急と各社の車両開発担当者のトークショー(神奈川県海老名市)

夏休みコラボ企画のビジュアルイメージ(画像:ロマンスカーミュージアム)

小田急電鉄の歴代ロマンスカーの実車を展示する、「ロマンスカーミュージアム」(海老名駅直結)で、夏休みの特別企画として名古屋鉄道、西武鉄道、京成電鉄の私鉄3社とのコラボレーションイベントが始まった。

2023年3月29日から8月21日まで、約5ヵ月間にわたるロングラン企画展、「ロマンスカーらしいデザインって何だろう?」を締めくくる催し。

企画展では、ロマンスカーと並ぶ人気特急を走らせる名鉄、西武、京成の看板列車のデザイン面のポイントを紹介してきた。

夏休みイベントは、「名古屋鉄道Week」(7月22~30日)、「西武鉄道Week」(7月31日~8月6日)、「京成電鉄Week」(8月7~13日)の3期。各Weekごとに、「名鉄の制服を着てミュージックホーンを鳴らそう!」、「コラボノベルティ『Laview×VSEステッカー』配布」、「京成の制服を着てスカイライナーと写真を撮ろう!」といった特別プログラムを用意する。

初心者からベテランまで、鉄道ファン必見なのが「車両開発トークショー」。3社のWeekに合わせて、名鉄×小田急「もっと乗りたくなる車両の魅力 ~展望席からミュージックホーンまで~」(7月30日)、西武×小田急「Laview×GSE ~最新特急車両開発秘話~」(8月5日)、京成×小田急「新しい速度領域への挑戦~AE形スカイライナー×ロマンスカー・SE(3000形)」(8月12日)のテーマを設定し、小田急と各社の車両開発担当者が語り合う。

各回11時と14時。会場は館内のロマンスカーギャラリーで、入館料だけで参加できる。

ロマンスカーミュージアムは、鉄道模型が縦横に走る「ジオラマパーク」、子どもたちがおもちゃの列車にさわって走らせられる「キッズロマンスカーパーク」など、通常展示も充実。小田急ファンはもちろん、家族連れも1日たっぷり楽しめる。

記事:上里夏生

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