フィアット、今度は“TwinAir”搭載の『500/500C』に生誕66周年記念限定車を設定

 シンボリックなフォルムを特徴に、日本では2008年のデビュー以来、長きにわたり支持を集めてきたフィアットの代表的モデル『500(チンクエチェント)』に、66回目の誕生日を記念して新色のルジアーダグリーンを採用した限定車“Sempreverde(センプレヴェルデ)”が登場。キャンバストップ・カブリオレの『500C』にも設定され、7月20日から発売開始となっている。

 直近には1.2リットル直列4気筒自然吸気エンジンを搭載する『500 Super Pop Italia(チンクエチェント・スーパーポップ・イタリア)』が登場したばかりのチンクエチェントだが、今度はカブリオレも含めてパワフルな875cc直列2気筒インタークーラー付きターボエンジン(85PS/140Nm)を搭載する“500 TwinAir Dolcevita(ツインエアー・ドルチェヴィータ)”をベースに、ポップな世界観を演出したモデルが設定された。

 モデル名となった“センプレヴェルデ”は、イタリア語で「エバーグリーン、常緑」を意味し、爽やかな木々の青さを軽やかに表現。そんなルジアーダグリーンのエクステリアカラーはダッシュボードにも反復され、また脚元では、ダイヤモンドカットの専用16インチアルミホイールを特別装備する。

 インテリアではブラックとアイスのツートーンカラーを採用したファブリックシートに、フィット感に優れたアイボリーのレザー調ステアリングを装着。視認性の高いカラーTFT液晶のECOインジケーター付きメータークラスターも搭載し、ドライブに必要な情報や警告メッセージ等もわかりやすく表示される。

 オープントップにもなる『500C』にはブラックの電動開閉式ソフトトップを採用するとともに、『500』でも固定式のガラスルーフを採用するなど、軽やかでありながらプレミアムな装いが特徴となる。

 さらにスマホ連携機能にも対応する7インチタッチパネルモニター付Uconnectも備わり、価格は200台限定の『500 センプレヴェルデ』が344万円、同じく100台の『500C センプレヴェルデ』が355万円(いずれも税込)となっている。

公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/500/sempreverde

脚元では、ダイヤモンドカットの専用16インチアルミホイールを特別装備する
モデル名となった「Sempreverde」はイタリア語で「エバーグリーン、常緑」を意味し、爽やかな木々の青さを軽やかに表現
インテリアではブラックとアイスのツートーンカラーを採用したファブリックシートに、フィット感に優れたアイボリーのレザー調ステアリングを装着する

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